結婚式では素足はマナー違反になります。
なのでフォーマルな場である結婚式では素足に近い薄手のストッキングを着用するのがマナーです。
ですが寒い時期や屋外の場合、薄手のストッキングでは寒すぎるのでタイツにしてはダメなの?と思われる方も多いでしょうが、実はNG。
ストッキングでも色や柄にマナーがあります
結婚式でタイツはマナー違反になるの?
そもそもタイツとストッキングの違いって何なのでしょう?
違いがあやふやな方のために簡単な説明を入れておきます。
30デニール未満のものをストッキング、30デニール以上のものをタイツと言います。30デニールが境界線というわけですね。
しかし同じデニール数でもサポート力・透明感に違いがあるのは糸の構造に違いがあるからです。
大体は商品に記されているので、一つの目安として認識しておけばよいと思います。
結婚式にタイツはマナー違反になるかどうかですが、結婚式にタイツはカジュアルすぎるため、マナーとしては相応しくありません。
基本は素足に近い色と薄さのストッキングが良いので、薄手のベージュのストッキングがフォーマルな場に相応しい装いです。
冬の結婚式や屋外だと薄手のストッキングでは寒いし、トータルコーディネートとしても黒のタイツがいい!と思う方も多いでしょう。
しかし結婚式で防寒着のような厚手のタイツではいかにも野暮ったく、ドレッシーな雰囲気に合いません。
薄手のタイツだとしても黒ならやはりNG。
ラメや足首にワンポイント入ったタイツならどうかと言うと、友人だけの結婚式や二次会ならギリギリOKかもしれませんが、親戚や上司などが出席する場合、やはりおすすめは出来ません。
網タイツや柄の入った派手なものももちろんNGです。
それに黒はやはり喪を連想させてしまう色ですので、結婚式の様な華やかな場ではなるべく避けるようにしましょう。
結婚式でのストッキングのマナー、色は?
結婚式ではストッキングがマナーですが、何色でもいいわけではありません。
なるべく肌に近い色で厚手ではないもの、ナチュラルベージュの薄手のストッキングがベターです。
薄いグレーや濃いベージュなどは出来れば避けます。
カラーストッキングや素足に見えない色のストッキングでは普段着に近い装いになってしまいますので、結婚式には向きません。
また結婚式ではあまり黒は好まれる色ではありません。
出席される親族・親戚の方は大体黒か紺を着用する方が多く、男性人も大体黒系のスーツ。
お呼ばれされる女性陣もドレスの色が明るくてもバッグや靴、羽織り物を黒や紺にして派手になりすぎないようバランスをとる人も結構多いため、全体的に黒が多い式になりがちです。
いくら花嫁さんが華やかに着飾っていても、集合写真の時などに皆が一様に黒っぽいとお祝いの席には見えません。
少しでも明るい印象にするために、肌色のストッキングを着用して式場に華やかさをそえましょう。
結婚式でのストッキングのマナー、柄は?
結婚式のストッキングのマナーでは柄はあまりない方がよいですが、ワンポイントや少しのラメ、ドットなど派手になりすぎなければOKの場合があります。
ドレスの色も落ち着いた色で小物類や靴、バッグもあまり華やかではない時。
ラメやチャームの入ったストッキングで足元を明るく演出するのは、結婚式というお祝いの場ではむしろ相応しい恰好です。
おすすめはくるぶしのところに少しワンポイントの柄があるもの、目が細かいドットや花柄のものなどです。
しかしあくまでも主役は花嫁さん。
大きい柄物や派手なキラッキラのラメストッキングは避け、華やかさを添える程度の装いを心がけましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ドレスやバッグ、靴などにマナーがあるのは知っていてもストッキングやタイツにまでマナーがあるのをご存じない方も多かったのではないでしょうか。
しかしもしも式場が寒かったらどうしよう?足元が冷えたら風邪ひくかもしれない・・・などの不安もあるでしょう。
今では探せば薄手でも暖かさがある冬用ストッキングもありますし、私の場合などは薄手のストッキングを2枚履きにして寒さをしのいだりも。(薄いストッキングの上に派手すぎないラメ入りを重ねました^^;)
あとはもう見えないようにひたすらカイロを貼る事!(笑)
そして万が一ストッキングが伝線してしまった時のために予備のストッキングは必ず用意しておくように気を付けましょう。
なにかと決まりごとの多い結婚式での装い。マナーを守りつつ、風邪を引かないように、万全の準備をして出席しましょう!
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