試食販売のバイトでは、前日確認のメールや電話は必須ですよね。
会社の方からしても「明日ちゃんと分かっているだろうか?」というのは気になります。
ですが会社への電話ならまだしも、これが「明日行く店舗へ電話」となると、かけ方が難しいところですよね。
店舗に電話と言ってもどんな風に何をどう聞いたらいいのか?
どんな挨拶のマナーがあるのか?
初めて行く店舗に電話する時「失礼のない挨拶」ができるようになれば安心ですよね。
試食販売のバイトで前日確認の電話のかけ方や挨拶のマナーと例文をご紹介させていただきます。
試食販売の前日確認で電話をかける理由とは?
まず初めに、試食販売では「前日確認の連絡」を必須としている会社が大半です。
どこの店舗に誰が何時に入店して、何時~何時まで働くのか?ということですね。
この連絡は会社にするものなので、ほとんどの場合は電話ではなくメールで確認するだけでOKです。
指示が細かい会社ですと、これ以外にも「何の商品を試食販売するのか?買い取りか支給か?」などの情報も必要になってきます。
ですがこれも事前に会社から仕事の内容についての連絡に対して返信するようなものなので、気を付けることなどは特にありません。
では何に一番気を付けるべきなのかというと、「試食販売しに行く店舗へ電話で確認すること」です。
とはいうものの、実はこれは会社から支持されている必須作業ではないんですね。
どちらかと言えば「自分が確認しておきたいから電話する」という人が多いです。
なぜかといえば、試食販売のやり方は会社ごとでそこまで違いはないのですが、行く店舗によって左右されるところが大きいんですね。
例えば
■入店したらどこに向かえばいいのか?
■まずは誰に挨拶をするべきなのか?
■着替える場所はどこにあるのか?
■荷物を補完するロッカーの有無や場所は?
■試食作業はどこでしたらいいのか?
■昼食をとれる場所はあるのか?
■売上数は自分で数えるのか店舗の人に聞いてもいいのかどうか
■最後に書いてもらうサインは誰にしてもらえばいいのか?
など。
こういったことは試食販売を紹介してくれる会社に聞いても分かりませんので、自分で店舗に電話をかけて聞く必要があります。
前日よりももっと前に連絡してもいいのですが、試食する食品や試食で使う機器がある場合、店舗に届くのは大体前日~早くて2日前なんですね。
なのでお店に確実に物が揃っているのを確認するためにも、店舗への確認の電話をするなら前日が望ましいです。
その場合は質問事項に
■試食に使う食品や機器は届いているのか?
という確認も必要になってきます。
以上のことを事前に電話で確認しておくと何かと安心できますので、しっかりとメモをしておきましょう。
では「電話で確認する際のマナー」について、次の章で詳しく説明していきますね。
電話の挨拶のマナー 礼儀正しい印象を持ってもらうために気を付けることとは?
電話で初めて会話するとなると、顔が見えない分こちらも相手も不安ですよね。
お互いどんな人なのか、声のトーンや言葉使い・礼儀正しさなどで判断するしかありません。
相手の方によい印象を持ってもらうために、気を付けるべきことがあれば知りたいですよね。
まず電話をかける時に、何に気を配っていると「礼儀正しい人だな」と思ってもらえるのか?
電話の挨拶のマナーとして基本を押さえるなら、以下の8つに気を付けましょう。
②自分が何者なのか、何について聞きたいのかをきちんと説明する
③電話に出た相手が担当者かどうかは分からないので、「○○の担当者の方はいらっしゃいますか?」とお聞きすること
④担当の方に代わった場合、もう一度自分の名前と業務について説明すること
⑤担当の方のお名前をきちんとお聞きすること(1回で聞き取れなければ何度でも確認すること)
⑥聞きたいことが分かったら「お忙しいところお時間いただき、ありがとうございました。」とお礼を忘れずに
⑦最後に改めて「では明日○○社から~の試食販売に(自分の名前)が△時に伺いますので、よろしくお願いいたします。」と、仕事内容について説明すること
⑧しっかりとお礼を言い、相手が先に電話を切るまでは自分からは切らないこと
これらに気を付けつつ、気持ち声のトーンも上げてハキハキと喋れば、良い印象をもってもらいやすくなります。
以上を分かりやすくするために、次の章で実際の電話の流れを例文にしてみましたので、ご参考になさってみてください。
電話のかけ方の例文
(相手が電話に出られたら)
「試食販売のことについて担当者様にご挨拶させていただきたいのですが、(青果であれば)青果の担当者の方はいらっしゃいますか?」
「(担当の方に代わる場合は)初めまして、明日○○社から△△の試食販売をさせていただく(自分の名前)と申します。」
「明日の試食販売のことについていくつかお聞きしたいことがあるのですが、少々お時間いただいてもよろしいでしょうか?」
「(OKが出たら)ありがとうございます。ではまず、店舗の従業員入口はどのあたりでしょうか?」
「(確認がとれたら)ありがとうございます。初めに店舗に入店した際どなたにご挨拶をしたらよろしいでしょうか?」
「(名前の確認がとれたら)○○さんですね(きちんと復唱する)かしこまりました。」
「では試食台の場所や作業場所はどこになるのか、お聞きしてもよろしいでしょうか?」
「(確認がとれたら)ありがとうございます。では着替えの場所や荷物の置き場などについて、教えていただけますか?」
「(確認がとれたら)ありがとうございます。商品のことなのですが、売り上げ数などは(行く店舗の名前)で確認していただくことは可能でしょうか?」
「(確認がとれたら)ありがとうございます。最後に、仕事が終わりましたら担当者様にサインをいただきたいのですが、担当者様は当日何時までご在籍でしょうか?」
「(確認がとれたら)ありがとうございます。では明日○○社から(自分の名前)が△の試食販売で~時に伺いますので、よろしくお願いいたします。
「お忙しいところお時間いただき、ありがとうございました。失礼いたします。(相手が電話を切るまでは切らない)」
以上のように電話すると、相手の方にも「礼儀正しい方が来るみたいだな」と安心してもらえるので、当日実際にお会いした時の印象も良くなります。
あとは食品や機器を事前に発送する場合などは
「○○(食品名)や△△(機器名)はそちらのお店に届いているでしょうか?」
と確認しておくことを忘れないようにしておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
試食販売の前日確認の電話の仕方で気を付けたい挨拶のマナーやかけ方の例をご紹介させていただきました。
押さえておくべきポイントとしては
☑忙しい時間帯は避けて、15時か16時くらいに電話する(午前中や昼時は忙しい場合が多い)
☑教えていただいたことには1つ1つ忘れずにお礼を言う
☑相手が聞き取りやすいように、いつもよりワントーン上げてハキハキと喋るよう気を付ける
ということですね。
あとはせっかく聞いたことを忘れないように、電話する時にメモしておくと◎!
自分が当日安心して仕事するために必要なことですが、お互いがスムーズに動けるように気を付けられればより気持ちよく働けますよね。
「あの販売員さん良かったなぁ」と思ってもらえるよう、当日うまくことが運ぶことを願っています^^
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