まだ子供が赤ちゃんだったり、幼稚園か小学生の子の場合はママやパパと一緒にお風呂に入りますよね。
ところが月に一度の生理が来た時、困るのが
「血が出ていても子供とお風呂に入っていいのか」
ということ。
赤ちゃんや子供からしたらなぜ血が出ているかなんて説明するのは難しいですし、怖がって泣いてしまう子もいます。
「なんとなく見せたくない・・・」と思うママの気持ちもありますし、パパに任せようにも残業などで帰りが遅いとそれも難しい話となってしまいます。
こんな時は一体どうするのが一番よいのか?母親の悩みを解消させる方法とは。
生理中の子供のお風呂の入れ方
子供がまだ目を離せる段階ではないときや、どうしても一緒にお風呂に入りたがる子の場合は、母親はちょっと大変ですよね。
なんとなく恥ずかしいから見られたくはないし、見たら外で喋ってしまうかもしれないし、なによりビックリして泣き出してしまったら・・・など悩みは尽きないと思います。
中には「もはや特殊部隊?」と思うほど子供に見せないよう必死のママもいるくらい、生理というのは説明しがたいものですよね。
ただお風呂の入れ方に悩んでいるお母さんに、ひとつだけ大事なことを。
生理は決して汚いものではない
経血というのは決して汚いものではありませんし、お風呂に浸かってはいけないという考えは銭湯が一般的だったときの話であり、昔の話なのです。
見られることが恥ずかしい・・・というのはよいとしても、汚いなどと思うことはありませんよ。
突然血が出るからびっくりして泣く子がいるだけです。女の子はやがて自分にもやってくること、男の子だって理解しておく方がいいことです。
生理はバイキンなどではないのですから、それを恥ずかしいと思う必要は全然ありません。気にしすぎなくて大丈夫ですからね。
それをふまえた上で出来る努力としては、以下の方法があります。
- タンポンを付けて入る
- 月経カップ(生理カップ)を使う
- 別の事情をつける(ケガしてるの、など)
- 将来のことも見据えて分かるように話す
それでは一つ一つ見ていきましょう。
お風呂にはタンポンを付けて入る
一番多いのはタンポンを付けたまま入る方法になります。
小さいお子さんに見られないようにしたい時は、先に浴室に入らせてから急いでタンポンを付けるか、トイレであらかじめつけておいて見られないようにして入るとよいですね。
ここでちょっと注意していただきたいのが、タンポンの紐の長さです。
紐が出ていたら当然子供としては気になって当たり前なため、気づかれたくないあまり短く切ってしまうママさんもいるとのこと。
紐は絶対に切ってはいけません!
見えないくらいに切るだけと思っても、万が一取り出せなくなったら大変な事態です。
紐は絶対に切ってはいけないので、見えないようにしたい場合は足の間にしっかり挟むと意外と見えにくいですよ。
ただ足を閉じたまま動くのも至難の業なので、ちょっと違和感があるかもしれませんがおしりの間に挟む方が安定します^^;
それとタンポンは入れっぱなしや使い回しは絶対にNGです。
お風呂に入るのであれば、なおのこと出た後は新品に変えるか、ナプキンに変えるようにしておきましょう。
月経カップ(生理カップ、経血カップ)を使う
先にお詫びしておきますと、私は使用したことがないため、どこのメーカーがいいとかサイズがどうとかは一切わかりません(本当にすみません。汗)
使い方を見ると、じょうご(ろうと)のシリコン版のような形のもので、口が広い方を膣に挿入してそこで血を溜めるようですね。経血の出口にフタするイメージ。
タンポンよりも浅い位置でいいらしく、シリコン製でやわらかいので半分に折って手で手で挿入するようです。入れた後は少し触れば折れていたのが中で開くようです。
月経カップのメリット
カップに溜まったらトイレに流した後は軽く洗ってまた入れてと、再利用が効くのでエコで経済的とのことで外国では有名なようです。
日本製の物もあり、お値段は3000~5000円後半まであります。安い海外製なら1000円以下もあるみたいです。
装着時間も最長12時間だったり10年単位で使えるなど、今までの生理用品とはまったくの別物という感じです。おまけに付けていることを忘れそうになるくらい、慣れると抜群の使い心地のようです。
(個人的)月経カップのデメリット
ただちょっとかなり疑問というか、使うの勇気いるなぁと思った点がいくつかありました。
月経カップはSやMなどサイズが決まっているのですが、自分にあったものがどれかは使ってみないとわからないため、合わないと漏れたりちょっと痛かったりするみたいなんですね。
装着位置というのも慣れてこないことにはわかりませんし、中でしっかり口が開いてないと折れたところから漏れてしまうため、少し面倒ではないかなと。
それに取り出しやすいように先にはつまむ部分があるのですが、タンポンの紐とは違って長さがあるわけではないので、万が一入り込んだらかなりやっかい(恐い)ということ。
以上のメリット・デメリットをよく考慮されてみた上で、タンポンの紐がどうしても気になる!という方は一度試されてみるのもいいのではないかな、と感じました。
生理を子供に教えるかどうか、教え方など
できれば自然に知るようになるまでは、生理のことは隠しておきたいと思うのもわかります。
世間一般的に「生理=隠すもの」というイメージがあまりに定着してしまっていますし、子どもに教えるなんて抵抗あるわという方ももちろんいますよね。
なのでまずは血が出ているのを見られてしまったときの言い訳を用意してみました。
- あ~ママ血がでちゃったみたい~(なんでもない感じでやり過ごす)
- ママ怪我で血が出てるら、急いで洗わせてねー
- 転んでおしりをケガしちゃったのよ~
- これは赤ちゃんのベッドの材料などだよ(なんとなくにごす)
- 赤ちゃんを産むために、おなかの中に傷ができちゃったんだよー
みなさん血=ケガということで納得させてあげているんですね。確かにそれなら子供も心配はするかもしれませんが、それ以上に追及してくることはあまりなさそうです。
でも月経のことって、女の子は少5くらいに保体で学びますし、いずれ自分の身体に起こることなので事前に少し知っておくくらいはよいと思います。
男の子にしたって無関係な話ではありませんし、女性に対して理解ができる男になってほしい(個人的に本当に生理は理解してほしいって思います!)ので^^;
「まだ小さいから」と抵抗はあるのは当然です。詳しく教える必要はないので、「女性はこうなるんだよ」って感じで良いと思います。
子供へ生理についての教え方
- 「女の人は月に一度おまたから血が出るんだよ」
- 「女の人は赤ちゃんが出てくる穴から、月に一回血が出てくるんだよ。
子供を産むためにとっても大事なことなんだよ~」 - 「女の人は色々大変だから、大切にしないといけないんだよ」
- 「この血は赤ちゃんができたら使うから、月に一回入れ替わるんだよ~」
- 「女の人は月に1回お腹のお掃除があってこうなるけど病気じゃないから大丈夫よ」
- 「体が赤ちゃんを産む準備してるから、〇〇も大きくなったら必ず血が出るんだよ」
血が出るのは準備やお掃除のため、血が出るのはとっても大事なこと、病気やケガではないからママは大丈夫なんだよということ。
これらをわかりやすいように教えてあげると、子供って意外と「ふーん」とか「そうなんだー」と言ってすんなり納得してくれたりするので、そこまで神経質にならなくても大丈夫。
血が出る=痛い!って思うのは当然なので、そこで子供を不安にさせないためにも「これは当たり前のことだし、ママは全然だいじょうぶだよ!」と伝えて安心させてあげてくださいね^^
生理中の子供とお風呂の入り方まとめ
いかがだったでしょうか。
なにかと大変な生理と子育て、両方をしなければならないお風呂の入り方についてご提案させていただきました。
書いててふと思ったのですが、自分も両親と入っていたにも関わらず、まったく血の記憶というものがございませんでした(苦笑)
母はタンポンなど使っていなかったので当然垂れ流しだったはずなのですが・・・。
子供ってそこまで興味のないことは覚えていないものですね。単に私の注意力の問題もあるでしょうが、ホント子供ってそこまで気にしてないと思います。
子供の事を考えているから気にしてしまう気持ちはとても大事です。なのでそれは大切にしつつ、自分のことも後回しにせずお風呂に入りたいときは気にせず入りましょう!
ママが子供を優先するあまりシャワーだけですませて風邪ひく方が子供も心配しますし、自分の身体もしっかりあたためてあげてくださいね。
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