ペットボトル症候群とは?カロリーゼロでも危険?脱水予防の飲み物は?

夏のお悩み

「ペットボトル症候群」、聞きなれない言葉ですよね。

清涼飲料水の飲みすぎによって一時的に病気が発症してしまうのですが、その原因がペットボトルであったことからついた名前。

名前の響きだけだと軽い症状のものかな?と思ってしまいそうですが、場合によっては死に至る病気になることも。

飲みやすさでついつい何本も飲んでしまう清涼飲料水ですが、それがすでに危険信号を出している初期症状かもしれません。

病気になってしまう前にできる予防方法を知っていきましょう。

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ペットボトル症候群とは?

ペットボトル症候群とは急性の糖尿病になることを言います。

アクエリアスなどのスポーツドリンクや、コカコーラのような清涼飲料水など、糖分の過剰な摂取が原因で引き起こされます。

名称のせいで誤解されやすいのですが、ただの水やお茶ならあまり問題はありません(お茶の場合はカフェインに気を付ける必要がありますが)。

普段からよく甘いものを飲み食べしている人は、もしかしたら知らない間にペットボトル症候群になりかけている可能性があります。

症状に当てはまっていないかチェックしてみましょう。

ペットボトル症候群の症状

  • 喉の渇き
  • 倦怠感
  • 体重の急激な減少
  • 多尿
  • 嘔吐
  • 腹痛
  • 意識混濁

軽い症状から重い症状までありますが、最悪の場合は昏睡状態になり、確率は低いですが死に至るケースもありえない話ではないようです。

ただしこれらの症状は「すでに糖尿病になっている」人に起こりやすい症状のため、早めに病院へ行くことをおすすめします。

というのも、健康診断などで数か月前は数値が正常だった方でも突然糖尿病になる場合もあり、健診していても発見できない可能性があるのです。

ペットボトル症候群になる原因としくみ

ペットボトル症候群になってしまうのは「糖分の過剰摂取」が主な原因とされています。

ペットボトル症候群は正式には清涼飲料水ケトアシドーシス(ケトーシス)と呼ばれています。

少なくても1カ月以上の期間、10%程度糖分を含む清涼飲料水を毎日1.5ℓ以上飲むことで、急激に血糖値のあがるケトーシス(血液中のケトン体が増えている重たい症状)になることで、様々な症状を引き起こします。

糖尿病は甘いものを大量に摂取することでなる病気ですが、ケーキやアイスクリームなどには注意していても、飲み物に気を付けている人は少ない気がします。

甘い飲みものって、500ml1本くらいはすぐ飲み終わりますよね?飲み終わっても「もっとほしいなぁ」と思ってしまったり。

実はこれが負のサイクルなのですが、のどが渇くと水分を補給しなくては、と思いますよね。

このとき水やノンカフェのお茶で補給できればいいのですが、ミネラルや塩分の補給を飲み物1本で済ましたいと思うと、清涼飲料水に手を伸ばしがちです。

すると糖分の過剰摂取により血糖値が上がる→のどが渇く→さらにソフトドリンクを飲む→高血糖を引き起こすという悪循環になってしまうんです。

さらにインスリンが不足→糖の代謝がうまくいかない→血糖値が上がってしまう、という事態に発展してしまうのです。

ちなみに今手元に「午後の紅茶ミルクティー500ml」があるのですが、これに含まれている炭水化物は7.7g。

これをすべて角砂糖(1個3.7g)に置き換えて計算すると、

角砂糖が約10個分含まれていることになります。

これを毎日飲んでいたとしたら、相当な量の砂糖を摂取してしまうことになりますね・・・。

ペットボトル症候群はカロリーゼロなら大丈夫?

最近「ゼロカロリー」「カロリーオフ」という単語をよく目にするようになりましたよね。

それだけカロリーや糖質を気にする人が増えたということなので、それ自体はいいことだと思います。

ですが「ゼロ・オフ」などの言葉に惑わされてしまいますが、実はまったくの糖質ゼロ(オフ)ではない場合があります。

というのも、厚生労働省の基準範囲内であれば、微量であれば「含まない」表記をしていいことになっているんです。

◆”含まないこと”を表す表示が認められている基準
「無、ゼロ、ノン、レス」など
※飲料100g当たりの場合
基準値より値が小さければ「0」と表示可能
熱量–5kcal未満
糖類–0,5g未満

◆”低いこと”を表す表示が認められている基準
「低、ひかえめ、小、ライト、ダイエット、オフ」など
※飲料100g当たりの場合
熱量–20kcal未満
糖類–2,5g未満

つまり裏の表示に「0」と表示されていたとしても、実際は入っている場合もあるということです。

(アクエリアスZERO500mlの場合ですと、100ml当たりのカロリーは0となっていましたが、炭水化物は0,7g入っていました。
0,7×5=3,5なので、角砂糖が約1個分は入っているということになります。)

また人工甘味料としてよく用いられる「アスパルテーム、アセルスルファムカリウム、スクラロース」も砂糖と同様に血糖値が上昇しインスリンの分泌が促進されるといわれています。

そしてもっと危険なのが「ぶどう糖果糖液糖、果糖ぶどう糖液糖」と表記されている異性化糖です。

これらは砂糖よりも血糖値を上げやすいため、肥満や糖尿病を引き起こす原因となると言われています。

ゼロカロリーだから、カロリーオフだからと言って飲みすぎてしまうと、知らぬ間にペットボトル症候群になってしまう可能性があるかもしれません。

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脱水予防の飲み物は何を飲むべき?

こうなると困るのが、熱中症対策のための脱水予防に何を飲めばいいのかということ。

最近では脱水症状の予防のために、市販の経口補水液や自分で作った物を飲んでいる人も多いですよね。

水分と塩分とミネラル(エネルギー)を効率よく摂取するために、砂糖+水分+塩分+クエン酸が入っている○○を飲もう!などと宣伝されていますし。

ですがそもそも熱中症にかかる人というのは、水分をこまめにとっていない人・激しいスポーツをして大量に汗をかく人がなりやすい症状なのです。

普段汗をあまりかかない人やこまめにお水やお茶を飲んでいるという人であれば、わざわざスポーツドリンクや経口補水液を飲む必要はないんです。

味がついていない飲み物をこまめに飲むことができない人もいますが、それはおそらく普段の食生活の乱れなどで味覚が少しおかしくなっているのかもしれません。

塩分にしても普段の食事の醤油・味噌・塩などの調味料で自然にとれているので、過剰な塩分の摂取はむしろ体調を悪化させてしまう可能性があります。

食事をバランスよく食べているのであれば、一日1ℓ以上の水分をこまめに摂取することで十分熱中症対策はできます。

ですがもしも激しいスポーツをしている人や、運動部などに入って日々大量の汗をかく子供の場合は、スポーツドリンクを飲む必要もありえます。

そんな時は市販の飲料ではなく、簡単な手作りの経口補水液で補うのがおすすめです。

経口補水液の作り方

  • 水  1リットル
  • 塩  小さじ1/2弱(2g)
  • はちみつ  大さじ2
  • レモン汁(ライムなどでもOK)  大さじ1

なぜ砂糖ではないかというと、はちみつには糖質だけでなく、代謝アップのビタミンB群やミネラル・アミノ酸などが多く含まれているからです。

またレモンには疲労回復に役立つビタミンC、クエン酸が含まれているので、爽やかな酸味もプラスされて、おいしい経口補水液ができますよ。

ペットボトル症候群まとめ

名前だけでは思いもよらないペットボトル症候群についてまとめてみました。

いったん糖尿病になってしまうと完治するのは難しいと言われているため、食事療法と運動療法で根気よく治していかなければならなくなります。

忙しい現代において、医師の指導通りの食生活や運動療法をしっかりと守ることはかなり大変なことでしょう。

そうならないためにも、普段から食生活を気を付け、甘いものの過剰摂取には注意しておくことがとても大事になります。

自分の体は自分でしっかりと管理していけるよう心かけていきましょう!

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