生理痛でチョコは悪化の原因?緩和はココアがいい理由とは?

身体の悩み

生理前や生理中は異常なほどに「チョコレートが食べたい!」と思うときがあるのですが、チョコを食べると血の量が増えるとか、生理痛が悪化すると聞くことがありますよね。

なのに生理痛を緩和させる方法を調べると、なぜか飲み物のおすすめの中には必ずと言っていいほど「ココア」が含まれています。

原料はおなじカカオ豆のはずなのに、なぜチョコレートがダメココアはOKとなってしまうのでしょうか?

食べていい理由や悪化させる原因についてご紹介させていただきます。

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生理痛にチョコは悪化する原因になる?

そもそも生理痛が起こる主な原因としては、以下の理由が大きいと言われています。

  • 身体の冷え、冷え性
  • 血行不良、血のめぐりが悪い
  • 子宮の収縮、血管の収縮が激しい

つまり身体を冷やしてしまう生活をすることで血行不良になり、血管と子宮の収縮が激しくなることで生理痛が起きてしまう、と考えられています。

そしてチョコレートにはこの3つの原因すべてを満たしてしまう理由があるため、チョコを食べると生理が悪化すると言われているのです。

チョコレートの原材料が悪化の原因

チョコレートの裏の原材料表示を見ていただくと、ほとんどのメーカーに共通して同じ成分が含まれています。細かい違いはありますが、主な原材料は以下の通りです。

  • 砂糖
  • カカオマス
  • 植物油脂
  • カカオバター(ココアバター)

原材料の表示というのは含まれる量が多い順に記載されているため、チョコレートで最も多く含まれるのは砂糖いうことになります。

砂糖は特別な記載(甜菜糖、黒砂糖など)がされていなければ、たいていは白砂糖になるのですが、白砂糖を摂ると身体が冷えてしまうと言われています。

白砂糖は身体を冷やす

白砂糖は食べると体の中にすぐに吸収されるのですが、その際ブドウ糖が一気に放出されることで血糖値が急激に上昇してしまいます。

上がりすぎた血糖値を元に戻すためにインスリン(ホルモンのひとつ)が大量に分泌されるのですが、インスリンが多いと脂肪燃焼がうまくできなくなります。

なので今度は急激に血糖値を下げようとしますが、血糖値が急激に低下するとき体温も一緒に下がってしまうため、白砂糖を摂るのは身体を冷やしてしまうと言われるのです。

また白砂糖の摂り過ぎは糖質を分解するためにビタミンB類をたくさん消費することになるので、不足してしまうと血液ドロドロになります。

その結果血流不良を起こし、体の血のめぐりを悪くさせてしまうと言われています。

カカオに含まれるチラミンは血管や子宮を収縮させる

カカオ豆には「チラミン」という成分が含まれているのですが、チラミンには血管や子宮を収縮させる作用があるため、痛みを増強させてしまうことがあります。

またチラミンには血管収縮作用によって血圧を上昇させ、片頭痛を引きおこすとも言われているため、生理のときに頭痛が起きる原因となる場合もあります。

ちなみにカカオに含まれるカフェインはコーヒーの1/7程度しか含まれておらず、ごく微量と考えてよいためあまり気にする必要はありません。

植物油脂はトランス脂肪酸

植物油脂というと一見聞こえはいいですが、いわゆる自然由来の油ではなく、工業的に化学溶剤を用いて抽出され、高温による脱臭・脱色プロセスが行われた精製油である場合が非常に多いのです。

植物油脂として扱われる油は「キャノーラ油・パーム油・大豆油」が上位を占めており、食物水素添加や高熱処理によりトランス脂肪酸が多く含まれているんです。

トランス脂肪酸はマーガリンやショートニングにも多く含まれているのですが、実はこのトランス脂肪酸は排卵障害を引き起こし、生理痛が重くなる原因にもなるんです。

食用に加工されている油であれば「植物油脂」とざっくり表示してしまえるので、ただの油と思って安心することはできません。

つまり、砂糖・カカオ・植物油脂=生理痛を引き起こす可能性が高い原材料であるため、これらすべてが含まれているチョコレートを食べると生理痛が悪化すると言われるのです。

生理痛の緩和にココアがいいと言われる理由

こうなるとなおさら「なんでココアならいいの?」という話になってきますよね。

生理痛に冷えは大敵、白砂糖はもっての外!と言われていますが、確かにココアなら原材料や作り方によっては緩和させることもできるのでは?と思う点もありました。

一般的に温めて飲むココアには保温効果や血流をよくする効果が期待できるため、生理痛の緩和に効果があると言われています。

常温かそれ以下の温度で食べるチョコレートよりも、あたためて飲むココアの方が血行を良くすると考えられるからではないかと思います。

ココアを作るときに必要な材料と言えば

  • 純ココア
  • 砂糖
  • 牛乳

の3つになりますが、チョコレートとは違い植物油脂が入ることはまず考えられないので、添加物(光沢剤や香料なども含む)による冷えや血行不良を心配する必要はありません。

次に砂糖に関してですが、砂糖があらかじめ入ってしまっているココアではなく「ピュアココア」から作る場合であれば、白砂糖のリスクを減らすことが可能です。

急激に血統の上昇や低下を引き起こすものではなく、メープルシロップや羅漢果など比較的自然なものから作られた未精製に近い甘味がおすすめです。

またカカオには「血管や子宮の収縮を激しくするチラミンが含まれるから生理痛が起こることがある」と書きましたが、カカオも悪い点ばかりではないんです。

カカオに含まれる生理痛によい成分

カカオにはチラミン以外にマグネシウムが豊富に含まれているのですが、マグネシウムには過剰なカルシウムを排出する働きがあるんです。

細胞内のカルシウムが増え過ぎると子宮がより収縮してしまう原因となるため、生理痛の緩和にはマグネシウムが豊富に含まれる食べ物がおすすめされることが多いのです。

中でも牛乳で飲むときはカルシウムとマグネシウムのバランスが最も良いとされています。

他にも体内の余分な塩分を排出して、むくみ予防につながるカリウムやリラックス効果が注目されるテオブロミンも含まれています。

また生理のときは体内の血が足りなくなるから鉄分や亜鉛を摂るよう言われますが、カカオには両方のミネラルが豊富に含まれているため、生理を和らげる飲み物としてよくおすすめされているのですね。

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生理痛の本当の原因は?

ここまで読んだ方はうっすらと気づかれていると思うのですが、チョコレートやココアの主成分である「カカオ」に関して言えば、チラミンを除けば生理痛に効きそうな成分の方が多く含まれていることがわかると思います。

またココア以外にも「ダークチョコレート」ならよいと言われることもあるため、植物油脂や砂糖などの余分な添加物が含まれていない場合であればそこまで問題ではないということですよね。

なのになぜ

×チョコレートはダメ

◎ココアは良い

という違いが出てきてしまうのでしょうか。

調べていてたどり着いた結論としては、チョコレートに含まれる砂糖がよくないと言われる原因なのではないかと思いました。

白砂糖だけに注意すればいいわけではない

白砂糖は体内に入ってすぐに吸収され血糖値を急激に上げてしまう、だから生理痛を引き起こすし身体によくないと書きましたが、それなら甜菜糖やきび砂糖ならOKというわけではないんです。

白砂糖以外の
●ブラウンシュガー(きび砂糖、三温糖、てんさい糖なども)
●水あめ
●はちみつ(加熱処理済)
●精製度の高い植物由来の甘味料
●人口甘味料(シロップ)

これらは白砂糖に比べれば多少はマシという程度で、体内に吸収された時の血糖の上昇や低下には実はそこまで違いがないんです。

白くなければ未精製と誤解している方も多いのですが、砂糖になっているもので色が茶色いのは「酸化して色がついている」「わざわざ着色している」という理由で茶色いだけなんです。

なので色の濃い砂糖であれば生理痛を悪化させることはないのか?と言えば、一概にそうだとは言い切れないということです。

比較的ましな甘味料はある

とはいっても、ココアを飲むときに甘みもない状態で飲むなんて苦行でしかありませんよね。私だったらそんなもの飲める気がしません…。

なので「まだましな方」と思える甘味料をいくつかご紹介しておきます。
●メープルシロップ
●黒糖(さとうきび100%)
●自然派甘味料(ステビア、ラカントなど)

はちみつもいいのでオススメではあるのですが、ココアに入れるにはあまりにも風味が強すぎるためあまり向かないと思いました。

黒糖もクセがないわけではないのですが、クセが強いというより「コクがある」という表現の方が近いですし、そこまでココアの風味を邪魔する感じではありませんでした。

ステビアやラカントに関しては、製造工程でよぶんな添加物を入れられていないものであればまだましな甘味料だと言えると思います。

とくに羅漢果からできるラカントという甘味料はカロリーもゼロという異例の糖分ですので、高価ではありますが砂糖のなかでも安全な方だと思います。

生理痛とチョコとココアまとめ

いかがだったでしょうか。

私もずっと疑問に思っていた

「生理痛にチョコレートはダメだけど、ココアはおすすめだよ!」

というあまりにも謎な理由についてご紹介させていただきました。

ちなみに私の場合はチョコレートやココアを摂ると生理の血の量は増えるわ鼻血は出るわでいいことがないので、なるべく生理前から摂らないよう気を付けています^^;

どうやらカカオの摂取で血行がいつも以上によくなることで、私の体質とは相性がよろしくなかったようです(量の変化がない方もいますので、人によりますね)。

どうしても甘いものを食べたい!というときは、ドライフルーツやローハニーを少量摂取したり、ごはんをよく噛んでがまんしています。

ただどうしても我慢できないときはチョコも食べることはありますし、あまり神経質にならないのが一番よいかもしれませんね。

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