七夕の由来や短冊に願い事の意味は?子供向けに簡単な例文をご紹介

年中行事

子供に「たなばたってなに?」と聞かれたらどう答えていますか?

七夕の由来や短冊に願いことを書く意味など・・・大人ですら理解するのが難しいお話ですよね^^;

一から歴史を語ると膨大な量になりますし、それを子供向けに説明するとなると一冊の本になってしまいそうです。

なので、子供向けに簡単かつ分かりやすく説明するにはどう言えばいいの?

ということにお困りの親御さん方のために、かなり簡単にまとめてみました!

子供に聞かれた時に「それはね・・・」とスムーズにお話してあげられるように、しっかりとここで七夕についておさらいしておきましょう。

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七夕の由来って?なぜ七夕と書いて「たなばた」と読むの?

由来といっても、おそらく子供に「中国から伝わってきて奈良時代にウンタラカンタラ」など説明してもサッパリでしょうから、基本的に気になる由来について説明していきましょう。

これは諸説あるので、代表的なものを4つあげますね。あまりにも詳しい説明を入れると子供さんが混乱するだけですので、あくまで簡単に!

まず、七夕は日本では昔「しちせき」と読んでいました。7日の夕方におこなう行事だったので、漢字のままの意味ですね。

※ちなみにこの「しちせき」とは五節句のうちの1つで、日本で伝統的な年中行事をおこなう時(季節の節目となる日)のことです。

これがなぜ「たなばた」読みになったのか?

ということに関しては、以下の4つとその時期が関係していると言われています。

①中国での行事であった「七夕(しちせき)」がまず日本に伝わる(7月の行事)

②かの有名な「織姫と彦星の物語」も中国から伝わる(7月のお話)

③日本古来の「棚織つ女(たなばたつめ)伝説」と共通点が多い(これも7月)

~その昔この織り機を使って神様のために心を込めて着物を織り、その着物を棚にそなえ、神様に秋の豊作を願ったり穢れを払うなどの行事をおこなっていたのだが、この棚機(たなばた)で着物を織るのは選ばれた乙女に限り、その乙女は棚織つ女(たなばたつめ)と呼ばれた。神の妻であり、巫女さんのこと~

④日本古来の「種播祭り(たなばたまつり)」(7月頃)

~昔の農村地域では、古くから豊作の祈りのため種を撒く行事である種播祭り(たなばたまつり)がおこなわれていた~

つまり。

①奈良時代に中国から「しちせき」という行事がまず日本に伝わり②中国の「織姫と彦星の物語」も伝わり③日本に元々あった「棚織つ女(たなばたつめ)伝説」とも共通点が多く④丁度その時期におこなわれていた「種播祭り(たなばたまつり)」も相まって。

7月におこなわれる行事であり、機を織る乙女の伝説が由来しており、それぞれ伝わった時期も近く、結果文字はそのままに日本古来からの呼び方だけが残ったのですね。

簡単に説明したつもりだったのですが、やっぱりややこしい由来ですね^^;

もっと簡単に言いますと。

中国での「しちせき」という読み方をする行事が日本に伝わってきた時に、日本で昔からあった伝説と似たところがあったから、日本の伝説の方の読み方が優先された・・・という風な説明でいいのではないかと思いますよ。

七夕で笹に飾る理由や短冊に願い事を書く意味ってなに?

七夕をするために最初に用意するものといえば、笹ですよね。

でもなんで毎年立派な笹を用意して飾るんでしょうか?今頃になって不思議に思います。

おそらく子供さんも「なんでこれにかざるの?なんでおねがいごとをこれにかくの?」と思っているのではないでしょうか。

というわけで!まずは笹から説明していきますね♪

その前に【「笹」と「竹」の違い】ってご存知でしたか?

私はてっきり竹についてる葉っぱを笹と呼ぶのかと思っていたのですが(恥)笹と竹はイネ科の植物のですが、よく似ていてもこの2つは別のものとして分類されています。

・竹は背の高い、さお竹に使われるようなもの。枝の本数は2本

・笹は背の低い、葉を中心に使われるもの(ちまきなど)。枝の本数は5~6本

なので一般的に七夕の時に使われるのは「笹」なんですね。

※元々は竹だったようなのですが、いつから笹を使うようになったのかは分かっていません。個人的な憶測を言えば、竹を一般の家庭で使うには背が高すぎますし、枝の本数も少なくあまり多く飾れないために、笹を使うようになったのではないかな?と思います。

違いが分かったところで改めて。【なぜ笹を使うのでしょうか?】

笹(竹)は昔から神聖な道具として扱われていました。根が強く生命力にあふれ、冬でも緑を保ち、その葉っぱは殺菌力が強かったことなどから魔よけとしても使われていたんです。

あと笹(竹)は中が空洞ですよね?昔はその空洞には神様が宿る、とも言われていたんです。

なのでその神聖な竹に願い事を祈ったり、お供えをしたりしていたのだとか。

では【なぜ笹に願い事を書いた短冊を飾るようになったのか?】

これも結構話が複雑で、中国と日本を行き来してしまうのですが・・・^^;

なるべく簡単に説明しますと、七夕が日本に伝わる元となった中国の「乞巧奠(きこうでん)」という行事は、手芸上達を願う祭だったんですね。

そしてそれが日本に伝わってくるのですが、当時の日本では手芸よりも和歌や習字などの芸事の方が盛んであったため、手芸→書道の上達を願うという風に変わっていきます。

そしてその短冊には自分の字で「書道などの習い事の上達を願う」ことを書くようになり、その頃から神聖な道具として願い事をしていた笹(竹)に飾るようになっていったのですね。

なので本来は「習い事の上達を願い、短冊に書いて笹(竹)に飾っていた」のですが、時代の移り変わりと共に上達を願う→どんな願い事でも書く、という今の七夕になったのです。

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七夕に子供に聞かれた時の例文をまとめてみた

ここまで説明してきて、色々説明する内に結局とっちらかってしまった感があるので、きちんと最初からまとめた例文をご用意してみました!

子供に聞かれたらこう答えてみてね♪という例をご紹介しますね^^

Q.「たなばたってなんで「ななゆう」ってかくのにこうよむの?」

A.「元々は中国のお祭りだったんだけど、そのお祭りをしていたのが7月7日の夕方だったから七夕(しちせき)って書くんだよ。それが日本に伝わってくるんだけど、日本に元々あったお祭りやお話に「たなばた」の読みのものがあって、それと似てる部分もあったから中国の読み方じゃなく日本の「たなばた」って読み方を字にあてるようになったんだよ」

Q.「なんでこのかみにねがいごとをかくの?」

A.「その紙は短冊って言って、昔の日本ではそれに歌とか書いてたの。それが願い事を書くようになって、字がうまくなりたいとか歌が上手に書けるようになりたいとか。だから短冊にお願い事を書くようになったんだよ」

Q.「なんでささがいるの?なんでこれにかざるの?」

A.「笹は昔は神様が宿るって言われていたくらい立派な道具として使われていたんだよ。その笹に向かって願い事したりもしてたの。だからそんな笹にお願い事を書いた紙を飾るようになっていったんだよ。神様にお願い事を聞いてほしいから、かな?」

Q.「なんでもかなうの?なんでもかなえてくれるの?」

A.「それは努力次第じゃないかな!うーん、ちょっと分かんないな~どうかな~・・・」

以上です!
最後ちょっとフザけてしまいました(笑)

ですがこのような説明なら伝わるのではないでしょうか?

他にも飾るものの説明を入れられれば良かったのですが、最近では短冊のみを笹に飾ることが多いので、そちらは省略させていただきました。

子供は時に大人が考え込んでしまうような質問をしてくれます。

そんな時にサッ!と答えられる親でありたいものですね^^

まとめ

いかがでしたか?

子供にも分かる簡単な説明をできるようになる前に、ちょっと濃い豆知識を入れてみました。まずは親がきちんと理解していなければ説明できませんからね。

7月7日におこなわれる行事、くらいにしか思っていない方も多かったであろう七夕。

発祥の地は中国であったり、最初は願い事ではなく上達を願う行事であったりと、色々変化を経て今の七夕があるんですね。

他にも織姫と彦星の話の真相?や星(ベガとアルタイル)の話も絡んでくるのですが、とても収まりきらないので今回はここまで。

昔からの行事って、大人になってから気になって深く知る機会が多くなる気がします。

子供と一緒に日本の行事の由来や意味を調べていくのも楽しいかもしれませんね♪

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