お中元の贈り物の熨斗に書く名前、連名で書く時どこにどうやって書くか。
悩んだことありませんか?
熨斗のマナーで順番や位置などの決まりがあるのかどうか?など。
それに立場や年齢など場合によっては書く場所が決まっていることもあり、名前を書く時には十分に気を付けて書きたいものです。
なので、お中元でのしに連名で書く時の順番や位置、そして人数にも決まりがあるのかどうかについてご紹介させていただきますね!
お中元ののし名前の書き方連名の場合順番に決まりがある?
のしに名前を書く時、贈る人が1人なら中心に自分の名前を書けばそれで終わりですが、それが2~3人で連名となってくると書き方も変わります。
「以前お世話になった○○さんに、3人でお中元を送ろう!」
ってなったとしても、そのメンバーには少なからず役職や年数などの違いがあるはず。
これが全くの同年齢・同期で役職も一緒であれば、通常なら「右から」五十音順に書けばいいのですが、それに当てはまらない場合もありますよね。
そんな時どんな順番で書けばいいのかというと、目上の人が一番右になるように書きます。
つまり右から左に向かって、目上から目下の順序になるように書けばいいという事ですね。
席で言えばのしの一番右が上座になるので、そこに目上の人の名前を書きます。
ただちょっとやっかいな場合もありますよね。現リーダーが年下で元リーダーの方が年上・・・なんていう、これはちょっと極端ですが^^;
この場合は「役職を優先」するので、役職と年齢が混同する場合は役職が上位の者が一番右にくるように書きましょう。
のしで連名だと位置に決まりはある?
のしの名前の書き方で、順序がある場合とない場合で書く位置も変わってきます。
まず順序がない場合から。
これは簡単に、右からあいうえお順になるように書けばいいので、バランスよくなるように書けば問題ありませんね。
同格・同年齢の場合に位置がどうなるのか、3人の場合こうなるという書き方の例としては以下のようになります。
パターン①
御
中
元
佐 加 伊
藤 藤 藤
これとは違い、役職や年上の人がいて序列がある時。仮に伊藤さんが上位の人だった場合の名前の書き方は以下のようになります。
パターン②
御
中
元
佐 加 伊
藤 藤 藤
ただ、これが最近では上位の人が右にくるというのはそのままでも、位置に関しては書き方が変わってきています。
というのも、これだとどうしても見栄えとしては悪くなりますよね。名前が全部左側に集中してますし。
なので、最近では②のような書き方ではなく①のように全体のバランス重視で統一されてきている傾向があるので、例え序列があったとしてもあまり気にする必要がない場合もあるので、個人的には①の方をオススメします。
のしで連名の場合何人まで書ける?大人数の場合は?
のしに連名で書く時いくつかの事に気を付けて書きますが、実は人数にも決まりがあります。
のしに名前を書く時は「3人まで」と決まっており、4人以上になる時は誰か代表者を立てて、○○(代表者の名前)一同、という書き方になります。
のし紙に全員の名前を書いてしまうと見づらいため、大体は書くとしても3人まで、という風に決まっています。
その場合の書き方の例としては、以下のようになります。
御
中
元
他 伊
一 藤
同
字の大きさはお中元より個人名を小さく書き、さらにそれより小さめの字で「他一同」という風に書きます。
ただ代表者をわざわざ立てたくない場合もあると思いますので、その場合はお中元の文字の真下にくるように
友人一同や○○課一同となるように書くと良いでしょう。
○○課一同などのように会社関係の繋がりである場合は、お中元の真下に○○課一同と入れて、気持ち少し上気味になるよう右に会社名を入れると良いですね。
その時は社名はなるべく1行に収め、名前より小さめの字で書きましょう。
まとめ
いかがでしたか?
のしの名前の書き方で連名の場合の順番や位置、何人までという色々な決まり事をご紹介させていただきました。
連名で書くとなると、個人で送るのとは違い色々気を配ることも必要になってきて、ちょっと大変かもしれませんね。
でも贈る気持ちは一緒ですし、順番や位置、人数で書き方の違いはあっても、相手に感謝してるという事が伝わるのが何よりですね。
贈られる方も、この人達が考えてくれたんだな~というのが一目で分かると、喜びもひとしおでしょうね^^♪
お中元の内のし外のしの使い分け方について知りたい方はコチラもどうぞ
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