食後どうしても眠気に襲われることってありませんか?
睡眠時間が足りていないわけでもなさそうなのに、なぜいつも食後に眠くなるのか。
かくゆう私もしょっちゅう食後の眠気と闘っております(泣)
あまりにも毎回毎回眠気が抑えられないので、何が原因か分からず、病院に行って相談しようかと思ったくらいです。
ですが自力でなんとかしたかったため(お金もかかるし)自分で原因を調べて、おそらくコレかもと思える食べものに行き当たり、それを改善したところ。
見事眠気とオサラバできたので!(長かった・・・!)
というわけで、今回は私が実際に眠気の原因を突き止めた経緯と、その改善法をご紹介していきます。もしかしてあなたにも当てはまるかも?
食後に眠気に襲われる理由とは?
食後に眠くなるのには、一般的な理由としては以下の説明をよく見かけると思います。
「食後に眠くなる原因は、血液が消化器官に集まるために脳の血流が低下するから」
消化する事って食べ物の内容にもよりますが、実はすごく体力を使うんですね。
それで食べたことで体力を消耗するから、体自身がどうにか休ませようとした結果。
食後に急激な眠気に襲われる・・・という流れになるんです。
ただこれも最近では別の理由ではないのか、と言われています。
実際には、食べたことで眠くなるほど脳の血流が低下したりはしないんです。
なので食後に眠くなる最も有力な理由としては、満腹中枢の働きが関係しています。
つまりは「食べ過ぎ」によるものです。
よく漫画やドラマでも「お腹いっぱいになったら眠くなってきた~」なんてセリフが出てきますよね。あれってその通りなんですよ。
食べ過ぎで脳内のエネルギーになる様々な物質のエンジンが停止することで、起きていられなくなり眠気がくるんですね。
実際私も腹八分目以上だよな~(汗)って時は、必ずと言っていいほど眠気とお付き合いしておりました・・・。節度を守るって難しいものです^^;
でも食べ過ぎ以外にも、眠気を誘う原因になっている食べ物があるとしたら?
食後の眠気の原因は”あの”食べもの?
食後に眠気に襲われる原因として、一番可能性のある食べもの。
それは「甘いもの」です。
スイーツってストレス発散にもなるし、ちょっとおやつに♪と一口、また一口・・・と食べる習慣がついてしまうと、中々やめることができませんよね。
しかしこれが実は食後に眠くなる原因だったんです。
まともに一汁三菜を摂ってらっしゃる方にはあまり縁のないお話かもしれませんが、三食の内どこかにカップラーメンや菓子パンのメニューがある人は要注意です!
菓子パンのような甘いものを急激に摂る・カップラーメンのような炭水化物の塊を摂りすぎると血糖値が急激に上がりすぎてしまうため、体は必死に下げようとします。
その結果血糖値を下げるインスリンという物質が過剰に分泌され、今度は血糖値が下がりすぎてしまうんですね。
そうするとまた下がりすぎた血糖値を上げようと、今度は甘いものが欲しく・・・
そんなに血糖値が頻繁に上がり下がりしていれば、分泌したり吸収したりで脳が疲れ切ってしまい、「休ませてくれ!」となって眠くならざるを得ないのですね。
つまり、甘いものや炭水化物ばかりを摂っているループから逃れるために、脳が働くのを抑えようとしているんです。内臓も脳も休む暇がないので、強制的に休ませようと眠くなるんですね。
食後の眠気に甘いものが効く人は低血糖の疑いが?
甘いものが原因と聞いて意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
甘いものって眠気覚ましに良いって言われることもありますし。
甘いものが眠気覚ましに効く場合は、甘いもの自体が眠気覚ましに有効というよりも、それが効果的になってしまっている体に問題があることが考えられます。
それは「低血糖症」と呼ばれる症状が原因で眠気が起こる場合です。
まず「低血糖」が何かと言うと、血糖値が低い状態をいうのですが、体内から糖分が足りなくなると低血糖になります。
主にブドウ糖ですね。脳に必要な糖が足りなくなるために、頭がぼ~っとしたような状態になり、急激な眠気に繋がる原因になります。
なので甘いものを食べたり飲んだりして眠気が吹き飛ぶようであれば低血糖症の疑いがあると思われますので、一度病院で診てもらうことをオススメします。
眠くならない食事法とは?
今までの眠くなる理由と原因の食べものをご覧いただければ分かると思いますが、これらを食べ過ぎないよう適度に取り入れることが大事です。
あ、先に言っておきますが眠気覚ましのコーヒー、あれはあまりオススメできません。
コーヒーのカフェイン含有量が強いから眠気覚ましに良い!って聞いたことがあると思いますが、実際には紅茶や緑茶などの茶葉に含まれるカフェインの方が圧倒的に多いです。
それにコーヒーを飲んでいる人って、言ってはなんですが独特の口臭がありますし。
おまけに眠気が飛ぶくらいのカフェインをコーヒーから取ろうと思っても、よっぽど濃いエスプレッソを何杯か飲まなければあまり効果はないです。
なので、実際に眠気が改善された私の食事法をご紹介していきますね。
食後の眠気を抑える食事法
・まず腹八分目を守る(内臓や脳の疲労を抑える)
・食事の時間を守る(ルーティンを作り無駄食いをなくす)
・炭水化物や甘いものの摂りすぎになっていないか、摂取したものを見て確認する
・甘いものの代わりにはチーズやナッツ類のようなタンパク質を摂る
・食事の最初は野菜類から食べる(野菜→タンパク質(おかず)→炭水化物が理想)
・精製されたもの(白砂糖や添加物入りの食べ物)を摂らないよう気を付ける
・よく噛んで食べる(意外と意識していなければ噛んでいないことが多い)
・お米の食べ過ぎを控える(一汁三菜でも炭水化物を食べ過ぎていたら意味がないため)
以上の事に注意しながら食事するようになってから、格段に食後の眠気の症状は改善されました^^
ただ炭水化物を控えるいわゆる糖質ダイエットの注意点が1つ。
急激に摂らなくなると、なんと甲状腺に影響が出てきてしまう可能性があるため、量を減らすといっても急激に減らすのではなく、徐々に減らしていくよう気を付ける事です。
また三食全ての炭水化物を減らすのではなく、まずは一食ずつ量を調整していきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
食後にどうしても眠気に襲われる理由と原因、眠くならないよう気を付ける食事に関する方法などをご紹介させていただきました。
ただ私の場合は食べるものが原因だったからこれで改善できたのであって、人によって原因は様々です。
中にはご説明した低血糖症以外にも、糖尿病やナルコレプシーなどの病気の可能性がある方もいるかもしれないので、あまりにひどい眠気の場合は早めに受診されるようにして下さい。
食後の眠気は自分の意思ではどうにもならないと思っていた人でも、食事の内容を変えるだけでガラッと変わることもあります。
スッキリした頭で日中過ごせるように、お互い糖質の摂り過ぎには気を付けましょうね!
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