8月(もしくは7月)になると、そろそろお盆だな~と思い出しますが
その度に実家や義実家へ何か送ったり持って行ったりとする時の定番って
基本ド・定番のお供え物になりがちですよね。
よく聞くからこれでいいと思っていても、
もらう方からすると実は結構困ってしまうことも(^_^;)
せっかく用意したものが、実は有り難迷惑だった??
ということにならないように、実際に喜ばれるものが何なのかも含めてご紹介させていただきます(多分予想通りの結果かもです)
お盆のお供え物と言ったらお菓子?
実家へのお供え物にまず第一の候補として挙がるのが
日持ちのするお菓子ですよね。
持ち寄った皆で分けるために10~20個くらい入ったもので
個包装になっているような。
実はあれ、もらった方からすると溜めてしまいがちなんですよね~!(汗)
実家で誰かと同居してたり近所付き合いが多いのであれば
お盆などでいただくお菓子などは消費しやすいのですが、
最近では実家に老夫婦のみが住んでいて・・・というケースが多くなりました。
すると日持ちするからと言っても、お菓子ばかりもらっていては
消費が追い付かないんですよね。
親戚の中には御供とは別に手土産を持参される人もいらっしゃったりして、どんどんお菓子が増えて・・・
そしてどんどん溜まると(^_^;)
一回祖母のうちへお盆に行った時に、隠し倉庫に去年か一昨年のそうめんやお菓子が入ってるのを見た時はゾッとしたもんです。。。
確かに70・80歳にもなれば、そうそう毎回お菓子食べれませんものね。
おまけに実の子供からならまだ好みのお菓子をもらったりできても、
親戚や友人ともなれば故人の好みの物を持ってきてくれるものだから
あとあとお下がりとしていただく方の好みと合わないこともあったりします。そうなると余計に食べる気になれないんでしょうね。
大人数で行きその場でお下がりとしていただくのであれば日持ちのするお菓子は問題ないのですが、
もし郵送で日持ちのするお菓子を送るとなった時は、老夫婦が分けて食べられる数で納めておく方が親のためですね。
お盆のお供え物はやっぱり線香?
そしてお菓子同様に候補にあがるのがお線香!
仏壇がある家なら毎日使うものだし、あっても困らないだろうと
皆選びがちですよね?
お菓子などだと好みが分からないし、それなら確実に使う消え物で
なおかつ賞味期限や味を気にしなくてもいいようなものを、と。
でもお線香って、一番困るんですよ;;
最近のお線香って、オシャレ(?)な香りがして、スタンダードではないものも売っているんですが、
香りの好みって人によって様々ですよね。
だからちょっと、言ってはなんですが相当臭いが苦手なお線香などもあったりします。
キッツイ香水のお姉ちゃんが間隣にいるようなというか^^;
それもあって、置いていて何が困るって「香りがキツくて」置き場に困るんです。
おまけに毎日使うと言っても、せいぜい1日2~3本程度ですから
そこまで大量に消費するものでもないんですね。
それにお盆の時期になると必ずある悩みが「お線香の処分をどうしたらいいのか」ということ。
わりとどこの家でも抱えている悩みのようですので、お菓子でなければお線香を!という考えを全否定するわけではありませんが、
実家にどの程度お線香がある状態なのかは把握しておいた方がいいですね。
ちなみに行き場に困ったお線香を処分するのが忍びないからと
お寺などに寄付される方も多いんです。
じっさいはお寺によって線香は指定されているもの以外使わないこともあり、
お寺の方も受け取りはするでしょうが、ほとんどの場合は結局廃棄処分してしまうんですね。
なのでもらっても行き場に困ってしまうので、あげる方も注意が必要です。
お盆のお供え物は何がいいの?
では何をお供えとして用意するのが、一番いいのかといえば?
それはもう「現金一択」ですね!(我ながらひどい答えだ)
でも実際問題、やっぱりコレが一番いいです(;^_^A
3千円~5千円相当の品物を用意してくれるのであれば、同等の現金の方が嬉しい!という人が多いです。
親も年金暮らしになっていれば、なおのこと現金の方が喜ばれるでしょうね。
ただ現金をあげるのは基本的に「法要もしくは初盆のみ」が一般の認識なので、
そもそもお盆であれば必ず用意しなければならないわけではないんです。
ただ!
一番喜ばれるのは「現金が一番」とよく聞きますし、自分でもそう思います。そらそうだと(笑)
なのでお菓子?お花?お線香?それとも・・・?と、どんな物か迷ってしまうくらいであれば。
現金をご仏前として用意するのは全く失礼でもないですし、考える手間も省けて双方にとって良いのではないかと。
その場合は、よほど近しい間柄(よく会う親戚やお世話になった人)であれば5千円くらいが相場のようですが、
毎年のことを考えると結構な負担になりますので、3千円程度にしておく方が良いでしょう。
要は「気持ち」ですので、少ないから怒られる!ということはほぼありえません。
ただその地域や家によって考え方が違うので、義理の実家や親戚に包む場合は事前に相場を聞けるのであれば聞いた方が安心できます。
その地域では5千円が相場となってしまっていれば、その額を包む必要がありますので(嫁いだからには仕方ありませんね^^;)
この場合お金を包むのし袋の表書きは「御仏前」となり、
熨斗に書く名前は、本家の仏前に供えるならご主人の下の名前だけでも構いません。
同じ姓の分家が本家へお供えするならフルネームです。
まとめ
いかがでしたか?
実家へのお供え物でもらっても困るもの、これをもらった方が嬉しい!というものをご紹介させていただきました。
最終的に「現金が一番」というご提案になってしまって、なんだか身も蓋もない終わり方になってしまいまいましたが^^;
でも現実問題、親の年齢を考えても好きに使えるよう、選択肢の幅が広がるものがいいでしょうから、やっぱりお金って大事です。
しきたりなどは何かと難しく考えがちですが、最後は「自分がもらって嬉しいもの」を考えるのが一番いいですよ。
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